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2023年3月2日、中国ゴム工業協会の徐文英会長ならびに副事務総長・タイヤ分科会秘書長の史一鋒氏が、華盛橡膠（HuaSheng Rubber）グループを訪問し、視察・指導を行いました。視察には青島科技大学・広饒ゴム工業研究院の林広義院長、華盛橡膠グループの張玉亮副会長、趙瑞青総経理らが同行しました。

一行はまず、華盛橡膠の研究開発センター展示ホールおよび理化学実験室を見学。張副会長より、企業のこれまでの発展の歩みや技術開発力、さらに現在進行中の新プロジェクトについて詳しく説明が行われました。

華盛橡膠グループでは、新製品開発への投資をさらに強化しており、「製品センター」「物理実験センター」「化学実験センター」「性能試験センター」「研究者用ワークスペース」「専門家交流プラットフォーム」の六つの機能を統合した高水準の研究開発センターを構築中です。
これにより、全製品ラインにおける独自開発能力のさらなる向上を図るとともに、EV（電動車）向けタイヤや高耐久・環境対応型トラック・バス用タイヤといった分野でも技術的なブレイクスルーを目指しています。
徐会長は、こうした研究開発体制の整備と、事業成長に向けた取り組みに対して高く評価を示し、「専門的な研究開発センターを構築し、継続的に製品と技術の革新を支援するとともに、タイヤの第三者試験機関としての資格を有するブランドを確立し、業界の健全な発展をけん引してほしい」と述べました。
また、視察団は華盛橡膠の関連企業・宏盛橡膠科技の生産工場、スマート情報センター、新エネルギー車タイヤの統合開発プロジェクトなども見学し、同グループの最先端の取り組みを視察しました。